ご挨拶

 

 総検校塙保己一先生は、本庄市児玉町保木野に生まれました。
 盲目というハンディにも負けず、清廉潔白な性格と、本人の努力、そして多くの人々
の協力により、和学講談所を開き、群書類従(古書の散逸を危惧し、41年をかけて収
集、編纂、木版印刷した貴重な書物)を完成させました。
 この群書類従の製作には、多大な費用がかかりましたが、塙先生は「世のため後の為
に」という信念のもと、個人で莫大な借金をして完成させました。

 自分の私利私欲ではなく、社会また後世のためにという心で、大きな事業を成し遂げ
た塙先生を、私達は埼玉県・日本の偉人として、広く世界に語り継ぐ必要があると考え
ております。

 このため、平成19年に本庄市内外の住民の皆様の参加により、総検校塙保己一先生
遺徳顕彰会を設立し、塙先生についての様々な顕彰事業を行ってまいりました。
 毎年、塙先生の命日である9月12日に参加者全員で遺影に菊の花を捧げる遺徳顕彰
祭を行っているほか、平成24年には本庄市にある塙先生の墓所の移転・改修を行いま
した。
 また、平成28年3月までに銅像建立も予定しており、今後も顕彰活動をすすめてま
いります。

 総検校塙保己一先生遺徳顕彰会では会員を募集しております。多くの皆様のご参加を
お待ちしております。
 今後とも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

    総検校塙保己一先生遺徳顕彰会会長
           吉田 信解(埼玉県本庄市長)