塙保己一没後200周年記念大会
本庄市が生んだ偉人「塙保己一」のように、障害がありながらも不屈の努力を続け
社会的に顕著な活躍をしている人や、障害者を献身的に支援している人を表彰する
「第15回塙保己一賞」。
塙保己一没後200周年の今年は、表彰式とあわせて記念イベントが開催されます。
本郷和人氏 渋沢栄一アンドロイド(写真提供:深谷市) ゴールボール説明
塙保己一は延享3年(1746)5月5日に児玉郡保木野村(現本庄市児玉町保木野)
に生まれました。7歳の時、病により盲目となりましたが、学問を志して15歳の時に上京
しました。その後、努力の積み重ねとその清廉潔白な人柄を慕う周囲の人々の協力によ
り、寛政5年(1793)には貴重な国学の研究拠点である和学講談所を設立、
そして文政2年(1819)には41年の歳月をかけて編纂した一大叢書である群書類従を
完成させました。
その後、文政4年(1821)には盲人としての最高位である総検校となり、同年9月12日
亡くなりました。
塙保己一は「世のため
後のため」を座右の銘とし、散逸や消失のおそれのある貴重な文
献を集めて厳格に校正を重ねて編纂し、666冊から成る群書類従を世に送り出しました。
この一大叢書は、当時の人々のための重要な情報源となり、後の世においては貴重な文
献資料となっています。
郷土の偉人
塙保己一の業績を世に広く顕彰するため「総検校塙保己一先生遺徳顕彰会」
は、埼玉県本庄市で平成19年7月26日に発足しました。
(当会では、塙保己一について敬意を込めて塙保己一先生と称しております。)
埼玉県本庄市役所の生涯学習課内に事務局があり、本庄市児玉文化会館が担当してい
ます。
市内外の住民の皆様との協同により郷土の偉人「塙保己一先生」の遺徳を顕彰し、
広
く市内外へ情報発信いたします。皆様のご協力をお願いいたします。
関係機関へのリンク
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項 目 |
内
容 |
本庄市役所のホームページ |
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埼玉県 塙保己一賞のホームページ |
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公益社団法人「温故学会」塙保己一史料館 |
「総検校塙保己一先生遺徳顕彰会」
367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋728番地2
本庄市児玉文化会館内 電話0495-72-8851